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給与計算|深夜時間/残業や休日出勤等の割増率

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1 month ago 更新

【管理者向け】

残業などの割増率と深夜時間帯の設定を行います。ここで設定する割増率で残業、休日出勤などの割増賃金が計算されます。

※割増/深夜時間の設定は初期値では共通で管理する設定になっています。
スタッフごとに変えたい場合は、労働条件の管理単位をスタッフ別に変えてください。
労働条件の管理単位を変更する手順は、こちらの記事をご確認ください。


  1. 設定ー給与計算をクリックします。

     
  2. 名称をクリックします。


    過去の設定履歴から変更したい場合は、名称の右隣の履歴アイコンをクリックしてください。


    設定履歴の中から設定を反映させたい月度がある期間をクリックします。
    ただし、企業締めが完了している月度、及び現在から前後2ヶ月の範囲外での設定はできません。
    ※企業締めは解除することで設定が可能になります。
    適用開始年月度については、こちらの記事をご確認ください。


  3. 割増/深夜項目を選択します。



  4. 深夜設定
      22:00-05:00が深夜時刻に初期値でセットされています。
      この時間帯に働いた分には深夜割増率が適用されます。
            

    賃金の端数処理方法
      次の2つの計算結果を指定した端数処理方法で処理を行ないます。
         
      1.各割増単価の計算
      2.割増単価×時間の計算結果
        
     例)時給1,111円
       残業時間2:32⇒10進に変換2.533333....(10進に変換した結果は端数処理は行わない)
       残業の割増125%

       残業単価:1,111×125% = 1388.75(切り上げ:1,389円、切捨て:1,388円、四捨五入:1,389円)
       残業手当:1,389円×2.5333333.... = 3518.8⇒3,519円(切り上げで設定した場合)
        
        切り上げ:1円未満を切り上げます。
        切り捨て:1円未満を切り捨てます。
        四捨五入:1円未満を四捨五入します。




     




    割増率の設定
      時間外労働、休日出勤に対する割増率を設定します。%を選択した場合は、(割増賃金単価×設定した%)×時間で計算されます。
      法令割増率を適用をクリックすると、法令割増率がセットされます。
      ※法定割増率を適用をクリックした場合、所定休出の項目は125%、150%の割増率で設定されますが、所定休出を勤務と同様の扱い(1日8時間超過、所定休出含めて週40時間超過した場合のみ割増で支払う等)は割増率を変更してください。

      45時間、60時間残業の割増率もセットされます。




      45 60時間残業設定をクリックすると、45時間、60時間残業の割増率の確認・設定が行えます。
      展開後
     

    割増率を0%で設定すると、割増賃金単価×0%=0円で計算されます。
    下記の設定の場合、残業手当は0円となります。


    割増率ではなく、通貨を選択し金額で指定することもできます。
    通貨を選択すると、(割増賃金単価+入力した金額)×時間で賃金の計算が行われます。
    割増賃金単価を1000円で設定している場合、下記のように設定すると残業手当は1100円×時間で計算されます。


    割増賃金単価を1000円で設定している場合、下記のように設定すると残業手当は1000円×時間で計算されます。



  5. 設定を行ったら、ページ下部にある更新をクリックし保存してください。


    以上で、割増/深夜時間の設定は完了です。

        

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