【管理者向け】
深夜時間帯の残業手当の計算方法は二通りあります。
パターン1
残業時間と深夜残業時間(深夜時間帯の残業時間)をそれぞれの割増率で計算する方法(初期設定はこちらの計算方法です。)
給与区分が固定時給のスタッフでの計算例です。
給与明細はこのような表記となります。
パターン2
残業時間と深夜時間帯の残業時間を残業の割増率で計算し、その内深夜の時間帯分は深夜の割増で計算する方法です。
そのため、深夜時間帯の残業時間は残業時間、深夜時間の項目に重複して時間計上されます。
給与明細はこのような表記となります。
パターン2の方法で計算する場合は勤怠計算の所定労働で「深夜と深夜残業の合算」を「する」で設定します。
設定方法は以下の手順です。
- 勤怠ー勤怠計算設定をクリックします。
- 設定をクリックします。
過去の設定履歴から変更したい場合は、名称の右隣のアイコンをクリックしてください。
設定履歴の中から設定を反映させたい月度がある期間をクリックします。
ただし、企業締めが完了している月度、及び現在から前後2ヶ月の範囲外での設定はできません。
※企業締めは解除することで設定が可能になります。
適用開始年月度については、こちらの記事をご確認ください。
- 所定労働の項目下部にあるもっと詳しく設定をクリックします。
- 深夜と深夜残業の合算をするを選択します。
深夜と深夜残業の合算
- 次に割増/深夜タブで割増の設定を行ないます。
下記のように法令通りの割増率で設定した場合、深夜の割増は以下のように計算されます。
深夜は、25%
所定休出深夜は、所定休出深夜割増率(150%)-所定休出残業割増率(125%)
法定休出深夜は、法定休出深夜割増率(160%)-法定休出残業割増率(135%)
画面上部の開始年月度を設定し、画面下部の更新をクリックして保存します。